どんでの映画の日々

映画『トレマーズ』~B級映画の帝王~あらすじ&感想

どうも、『どんでの映画の日々』です。

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最近楽しみなのは7月公開のこの台湾産のゾンビ系映画「哭悲 THE SADNESS」

近年アジア系のゾンビ映画が盛んになってるのでこの作品にも大注目しています!

 

そして今日ご紹介するのはB級映画の帝王!トレマーズ!

主演のフレッド・ウォードさんが亡くなったというニュースを見てまた観てしまいました。。

モンスターのデザイン、設定が好きすぎる!予算少ない中の製作陣の努力とアイデアに溢れた作品ですね!

 

それではいってみましょう!

 

概要

トレマーズ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

「JAWS/ジョーズ」のプロットを使った作品は数限りないが、地表を波立たせて襲い来るこのモンスターは文字通り“陸のジョーズ”で、映画の出来も本家に迫るものがある。モンスターの設定から、それを有効に生かしきったストーリーまで、とにかくアイディア豊富で、存分に楽しめる怪獣映画の快作。TVムービーによる続編「トレマーズ2」も製作された。

トレマーズ の映画情報 - Yahoo!映画

 

スタッフ

監督:ロン・アンダーウッド

脚本:ブレント・マドック、S・S・ウィルソン

製作総指揮:ゲイル・アンハード

製作:ブレント・マドック、S・S・ウィルソン

原案:ロン・アンダーウッド、ブレント・マドック、S・S・ウィルソン 他

 

キャスト

バル役:ケヴィン・ベーコン

アール・バセット役:フレッド・ウォード

バート・ガンマー役:マイケル・グロス

ヘザー・ガンマー役:リーバ・マッキンタイア

ロンダ・レベック役:フィン・カーターあらすじ

 

あらすじ

ネバダ州の小さな町“理想郷”で便利屋をしているヴァルとアールはある日、地震学を研究しているロンダ・ル・ベックという大学院生と出会い、数日前から異常な地中の震動が記録されていることを知らされる。そしてその日から、町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きる。やがてヴァルたちは、その原因が巨大な地底生物の仕業であることを知るが、その頃町は、電話が不通となり、道路も寸断されるなど、すっかり陸の孤島と化してしまった。その地底生物に襲われたヴァルとアールは、それを退治するが、ロンダからまだ3匹いると教えられる。町の人々は、このままでは襲われるのが時間の問題であると判断し、怪物たちに立ち向かってゆく決心をする。

トレマーズ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

感想

ズバリ魅力は!?

この映画の最大の魅力は・・・

製作陣の渾身のデザイン!


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このモンスターの造形、動き、質感、どれをとってもレベルが高い。

このデザインを見るだけで予算が少ない中の大変な努力と凝らされた工夫が見て取れる!

今日ではクオリティの高いCGが当たり前のように使われている、しかしこの1980~1990年代の職人の手作り小道具がいいんだなこれが(笑)

 

B級とは言わせない渾身の脚本!

自分の中での映画のA級、B級の括りはCGなどのグラフィックと役者の演技力で決めている。まぁ言ってしまえば予算だよね!

 

だが脚本は違う!

 

脚本は面白いものは面白い、A級だろうがB級だろうが関係ない。

外観は掘っ立て小屋みたいだけどめちゃくちゃうまいB級グルメと同じ(笑)

 

この作品はまさにそのパターン。

  • 住民達が不審な死を遂げるが敵の正体をつかめない…そして徐々に追い詰められついにその姿を現すタイミングがベスト!
  • 未知の敵に対して手探りで弱点をつかみ作戦を立てていくところがストーリーに無理がなく整合性がしっかりとれている!
  • 登場人物たちのとりあえず撃ちまくれ!ではない綿密な作戦に引きこまれる!
  • 急速に賢くなる怪物とそれに対抗する人間たちの駆け引きにハラハラする!

 

ストーリーがしっかりしていて話に引きこまれるしハラハラドキドキもする、これは脚本の良さだと思うんだよね!

 

安っぽいモンスター映画だと、未知の敵なのに急に説明調になって怪物の情報を喋りだすキャラ出てくるじゃん(笑) なんでお前それ知ってんだよ!!

これはやっぱり脚本にほころびや隙ができてしまうからだよね。

 

そんなところがないこの映画はもはやB級映画の枠を超えている!

 

だけどやっぱりB級映画!

ここでいうB級というのは誉め言葉

こんなにデザインも良し!脚本も良し!なのにやっぱり溢れるB級感(笑)

 

そもそも映画の舞台がだだっ広い砂漠みたいなところ

牛と羊に囲まれて過ごしている登場人物たち。もうこの時点でゆるっとした雰囲気満載

そしてハラハラシーンの間に挟まるユーモアシーン!

敵に悪態ついたあとは必ず『レディの前で失礼しました!』で占めるしね

 

A級映画並みのクオリティを持ちながらB級路線で仕上げたのでB級映画の帝王と呼ばせていただこう!

 

そしてこの映画は映画館での収入よりもビデオ販売の収入が目立ってる、やっぱりこの映画は家でくつろぎながら見る方がいい映画なんだと思う。

 

2作目も面白い!

1作目が2作目を超えるのは難しい。

たいてい2作目でコケる。

ヒットして1作目より予算が増えているのにコケる。

張り切りすぎてしまったせいなのか、予算が少ない中での工夫がいいのか・・・

 

しかしこの映画は2作目も良い

ゆるっと観れるB級感は損なわれてないしストーリーは面白い、新キャラも出てくる。

尽きないアイデアに感服するばかりだ!

 

 

まとめ

お家でゆるっと映画を観たいひとにおすすめ!

そして1作目を観て面白いと思ったひとは2、3作目も観ることをおすすめします!

自分は明日2作目を観ます(笑)

 

それではまた!