どんでの映画の日々

Netflix「今、私たちの学校は…」~これぞ笑いあり涙あり~ あらすじ&感想

どうも、「どんでの映画の日々」です。

春休みの今、ためていた映画特にドラマを一気見しています。

 

いや~Netflixのラインナップはすごいですね。ついこの前まで映画館で上映してたじゃんって作品もすぐ出てきて嬉しい。それに加えてNetflix独自製作のドラマや映画も頻繁に更新されており面白いのばかり。

 

今日ご紹介するのは今大人気のこのドラマ!!

 

https://img.cinematoday.jp/a/RsM3H9DrSviF/_size_640x/_v_1643953686/1.jpg

引用元:韓国ドラマ「今、私たちの学校は...」キャスト・あらすじ【まとめ】|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)

韓国のゾンビ物は「新感染シリーズ」が面白かった!!!

 

なので期待して観たのですが、大当たりでした!

あらすじや登場人物紹介などは他の人がもう紹介しまくっているので自分はこのドラマの魅力を、、

 

それではさっそくいってみましょう!!!

※ネタバレは極力控えたいと思ってますが一部ネタバレを含むので注意してください

 

 

スタッフ

監督:イ・ジュギュ、キム・ナムス

原作:チョン・ソンイル、イ・ジュギュ、キム・ナムス

脚本:チョン・ソンイル 他

 

キャスト

ナム・オンジョ役:パク・ジフ

イ・チョンサン役:ユン・チャニョン

チェ・ナムラ役:チョ・イヒョン

イ・スヒョク役:パク・ソロモン

ユン・グィナム役:ユ・インス 他

 

あらすじ

1人の高校教師が作ったウイルスが生徒を通じて蔓延、またたく間に感染は広がり町中が大混乱となった。生き残った生徒たちを中心とした感染者たちとの攻防を描く。

 

どこがいいの?

複数視点が上手い

このドラマでは登場人物が多い。

学校で逃げ惑う高校生、事態を掌握しようと奮闘する軍隊、解決策が入っているパソコンを探す警察官、高校生のお父さんなど多くの視点を短いドラマの中で並行して描いている。

 

視点が増えるほど話は複雑になっていき面白くなるのだが、それだけ描き切るのが難しくなる。話が置き去りになったりまとめきれなかったり、フラグを残すだけ残して回収できず・・・といった具合だ。

 

しかしだ!

この作品ではフラグを残したり不完全燃焼感を生むことなく上手くすべての視点を1つの結末に導いているのだ!

 

ジャンルまでも複数!?

前述した複数視点、もう1つ面白い点は視点ごとに話のジャンルが異なっているところだ!!

 

高校生視点では逃げ惑うサバイバルや時折みせる青春ドラマ、警察官視点ではちょっとゆるっとコメディドラマ、軍隊側では緊迫した状況を描くサスペンスドラマ、お父さん視点では娘をひたすら探す家族愛ドラマ。

 

などなど複数視点を活かして話のジャンルも変えている。

これがほんとの笑いあり、涙ありではないだろうか??

 

どんな役にも見せ場ある死を

引用元:www.instagram.com

 

この作品のメインキャラ達である。

最初に言った通り、この作品は登場人物が多い。登場人物が多いと死人も多くなるのがゾンビ映画の性だろう。さっきまで一緒に逃げていた、冗談を言い合っていたやつが一瞬のうちに死ぬのである。

 

ゾンビ映画にはメインキャラはもちろん脇役にも魅力のある連中がたくさんいる。

というか脇役のほうが物語を面白くするいい味を出すキャラクターが多い気がする。

 

それでも生き残るのはやはりメインキャラたちだ。

脇役キャラたちがてきと~に端っこで死ぬと切なくなる…

 

ところがこの作品では多くの死人を丁寧に扱っている。誰かを守って死んだり、傷を負うも一矢報いて死んだり、悪役にも悪役なりの見せ場を残して死なせている。

脇役好きとしては最後カメラのど真ん中で活躍して散っていくのはとても嬉しく、製作陣の配慮に感服するのである。

 

やる気のありすぎるゾンビたち

 


引用元:www.youtube.com

 

この作品では登場するゾンビの数がかなり多い。

カメラのど真ん中に映って生存者たちに襲い掛かっていくやつもいれば顔すらも見えなくて画面の端っこにいるやつもいる。

 

注目すべきところはどこに映っていようともしっかりゾンビを演じているところである!

しっかり画面に映っていようとも、背中しか映っていなくてもしっかりゾンビなのである。

歩き回っているときの首の動き、生存者を見つけたときの暴れっぷり。

この細やかでかつ体いっぱい使う演技のクオリティがまたこの作品のアクションシーンに緊迫感を与えているのではないだろうか。

 

 
 
 
 
 
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引用元:www.instagram.com

 

特に彼の動きには脱帽した。

文字通り関節一つ一つで演技をしている。

 

ゾンビ物は加減が難しい

ただ走り回るだけのゾンビを出すだけではこれまでのゾンビ映画と何も変わらない。

逆に変な新種などを出してしまうと一気にB級感が漂ってしまう。

ゾンビ業界は掘りつくされてしまったためここらへんの工夫が難しくなってきているのが最近のゾンビ事情である。

 

この作品では、感染が広がる以前にいじめっ子だった生徒を自我があるゾンビにしてメインキャラたちを追わせておりいい感じなボスキャラみたいな雰囲気を出している。

 

上記のゾンビ事情をクリアしつつ、”いじめっ子”をボスキャラみたく登場させているのでゾンビ映画だが学園ドラマな雰囲気も消さないいい味を出している気がする。

 

まとめ

数多くのゾンビ物を見てきた自分だが、ここまでいい作品は久しぶりに見た。

 

若手俳優たちの演技が良すぎた…アクションシーンはもちろんのこと人間ドラマのシーンになると更に一層演技力を高めていた。新シーズンが出たら必ず見たい!